赤ちゃんの免疫は生後6ヶ月でなくなるって聞くけど、なんで?そもそも免疫って?何!?【赤ちゃんに必要な離乳食】

赤ちゃんと子ども

「赤ちゃんの免疫は、生後6ヶ月でなくなる。」と一般的には言われています。

「そもそも免疫って何なの!?」
「何がなくなるの!?」

と、わけわかめなお母さん!

いきなり「答え」言っちゃいます。

「免疫」と言われているモノ、それは「鉄」です♡

「鉄」は、「赤ちゃんのカラダ」の300以上の「働き」に必要な「栄養素」なんです。

「赤ちゃんのカラダ」に「鉄」が十分にないと、300以上もの「働き」がうまく回ってくれない!ということが起こり始めます。

「鉄」が不足している「サイン」としては、

  • 顔色が悪い
    青白い、または、黄色っぽい
  • 泣き止まない
  • 目の下にクマがある
  • 風邪症状が出やすい
    鼻水や咳、熱を出す、など
  • 髪の毛がよく抜ける
  • 寝起きが悪い
  • 皮膚が弱い
    アザが出来やすい、湿疹が出来やすい
  • まぶたの裏が白っぽい
  • 食欲がない

などなど、まだまだたくさんあります。

なぜ、このような状態になってしまうのか?
300以上ある「鉄」の働きの中でも、重要な「3つの働き」を紹介していきたいと思います。 

  • 「酸素」を運んでくれる
  • 「ココロ」を安定させてくれる
  • 「エネルギー」を作り出してくれる

赤ちゃんに「鉄」が必要な理由を知って、「免疫がなくなる」と言われている生後6ヶ月以降も、にこにこ元気に、ご機嫌に毎日を過ごせる「赤ちゃんのカラダ」を作ってあげましょう♡

「赤ちゃんの笑顔」を守れるのは、お母さん、あなたですっ!

「酸素」を運んでくれる

「人間のカラダ」に絶対的に必要なモノ、それが「酸素」です。

ワタシたちのカラダは「息」をすることで、「酸素」を取り入れ、全身に届けて、「生きる」ことができています。

その「酸素」を全身に運んでくれる「役割」をしてくれているのが「鉄」です。

「酸素」は、カラダの中にある「鉄」と手をつなぐことで、カラダの中を移動することができます。

そして、もっと言うと「鉄」は「タンパク質=お肉、お魚、たまご、チーズなど」と手をつなぐことで、カラダの中を移動することができます。

つまり、「鉄」と「タンパク質」がカラダの中に十分に補給されていなかった場合、「酸素」をカラダの隅々まで届けてあげることが難しくなっていきます。

すると、「顔色が悪い」「目の下にクマがある」など、「鉄」が足りていない「サイン」として現れます。

「赤ちゃんのカラダ」に必要な「酸素」を全身に届けてもらうために、「鉄」は必要な「栄養素」です。

「血液」の中の「タンパク質」と「鉄」と「酸素」がくっついているモノを「ヘモグロビン」と言います。

※「タンパク質=お肉、お魚、たまごなど」って赤ちゃんが食べても大丈夫なの!?

赤ちゃんがお母さんのお腹の中で「栄養」としてもらっていたモノは何か、知っていますか?

これまでは「糖」だと思われていましたが、実は違っていたんです。

「衝撃の事実」を書いている記事は、こちらです。

「血液」は、なぜ赤いのか?

「鉄」は「酸素」と手をつないでいると、赤っぽくなります。

それが「血液」の「赤色」となっています。

「鉄くぎ」をイメージしてください。
「サビる」と赤っぽくなりますよね?

「サビ」とは、「鉄」と「酸素」がくっついている状態のことです。

人間のカラダの中でも、「鉄」と「酸素」がくっついて「酸化鉄さんかてつ」という状態で運ばれています。

そして「酸素」を全身に運び終えた後の「血液」は「赤」ではなく、「鉄」本来の色である「黒」っぽい色に戻ります。

「血液」が赤いのは、「鉄」と「酸素」が手をつないでいるからです。

ココロを安定させてくれる

「ココロの安定」に必要な「ホルモン」を作る時に、「」が必要です。

その「ホルモン」とは、

  • 「セロトニン」=落ち着きホルモン
    安心感、平常心
  • 「メラトニン」=睡眠ホルモン
    ぐっすり眠れる
  • 「ドーパミン」=幸せホルモン
    幸せ、快感
  • 「ノルアドレナリン」=やる気ホルモン
    集中力、やる気満々

です。

つまり、「」が赤ちゃんのカラダに十分にないと、不安で、よく眠れず、幸せを感じられず、やる気が出ることもなく、元気のない赤ちゃんとして、毎日を過ごすことになってしまいます。

「ココロの安定」に必要な「ホルモン」の作り方を紹介すると、「」必要やん!ってわかりやすいと思うので、1つ、紹介したいと思います。

ココロの安定ホルモンの作り方

「幸せホルモン」と「やる気ホルモン」の作り方。

タンパク質」が、
「カルシウム」と「ビタミンC」と出会うと、
→「L-フェニルアラニン」というモノになる。



「L-フェニルアラニン」が、
「葉酸」「」「ナイアシン」と出会うと、
→「L-チロシン」というモノになる。



「L-チロシン」が、
「葉酸」「」「ナイアシン」と出会うと、
→「L-ドーパ」というモノになる。



「L-ドーパ」が、
「ビタミンB6」と出会うと、
→「ドーパミン=やる気ホルモン」になる。



「ドーパミン」が、
「ビタミンC」「銅」と出会うと、
→「ノルアドレナリン=幸せホルモン」となる。

長いっ!!(笑)

「鉄」!
2回出てきましたねっ!

「鉄」がないと、そこで「ホルモン製造工程」はストップします。
つまり、「やる気ホルモン」も「幸せホルモン」も作られることはありません。

気づきましたか?
そもそもの大元の「材料」は何か?

そう!
タンパク質」です。

まず、「タンパク質」がカラダに十分ないと、この工程は最初からスタートすることすらありません。

詳しくは、こちらへ。
「いや〜、めっちゃタンパク質って大事や〜ん!!」って叫びたくなります!(笑)

「エネルギー」を作り出してくれる

エネルギー」は、遊んだり、泣いたり、笑ったり、食べたり、眠る時にだって必要なモノです。

この、「エネルギー」がうまく作ることができると、いつも元気な、にこにこの赤ちゃんでいられます。

」がカラダに十分にないと、「エネルギー」はうまく作り出されません。

詳しくは、こちらへ。
「鉄、絶対いるやん!!」
「えっ!?ごはん、パン、麺が大事なエネルギー源だと思ってたのに、間違ってるや〜ん!!」
目を見開きますっ!(笑)

どうなったら鉄不足!?

「赤ちゃんに鉄が足りているのかどうか?」お母さんから見てわかる「サイン」を紹介したいと思います。

  • 顔色が悪い
    青白い、または、黄色っぽい
  • 目の下にクマがある
  • 風邪症状が出やすい
    鼻水や咳、熱を出す、など
  • 髪の毛がよく抜ける
  • 寝起きが悪い
  • 皮膚が弱い
    アザが出来やすい、湿疹が出来やすい
  • まぶたの裏が白っぽい
  • 食欲がない

いくつも当てはまる赤ちゃんには、早急に「鉄」の補給をしてあげてください♡

そして、これらのサインが、今はなくても、お母さんのお腹の中でもらっていた「鉄」は、成長するのに、どんどん使われて、生後6ヶ月から24ヶ月の間にスッカラカンになってしまいます。

その前に、少しずつ「鉄」の補給をしておいてあげることをオススメします。

「どんな離乳食で「鉄」の補給をしてあげたら良いのか?」は、こちらで紹介しています。

まとめ

赤ちゃんには「鉄」が絶対的に必要です!

「鉄」は、カラダの300以上の働きに必要なモノだからです。

中でも、重要な「3つの働き」は、

  • 「酸素」を運んでくれる
    「鉄」は、「タンパク質」とくっついて、全身に「酸素」を運んでくれます。
  • 「ココロ」を安定させてくれる
    「鉄」は、「ココロの安定」に必要な「ホルモン」を作る時に必要です。
  • 「エネルギー」を作り出してくれる
    「鉄」が十分にカラダにないと、「エネルギー」はうまく作り出されません。

赤ちゃんに「鉄」を補給してあげて、いつもにこにこ、元気に、ご機嫌で過ごせる「赤ちゃんのカラダ」を作ってあげましょう♡

お母さん、あなたが「赤ちゃんの笑顔」を守れるんですっ!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
少しでもお役に立てたなら、光栄です。

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