中性脂肪が低すぎる原因は?あなたにできること大公開!「副腎疲労は自分で治せる!?」

「中性脂肪が低い」って言われた!

原因は!?

どうしたらいいの!?

っていうか、そもそも中性脂肪って何!?

高くないから大丈夫じゃないの!?

そんな疑問だらけのあなたの頭の中を7分22秒後、スッキリさせちゃいます♡

「原因」さえ分かってしまえば、どうしたら良いか?を考えることができます。

「中性脂肪が低すぎる人」のカラダに起こっている可能性があることは、2つです。

  • 肝臓かんぞう」がステキに働くことができていない。
  • 副腎疲労ふくじんひろう」を起こしている。

そもそも「中性脂肪」って何!?から、分かりやすく解説していきます。

中性脂肪って何!?

皮下脂肪ひかしぼう」と「内臓脂肪ないぞうしぼう」、あまりいいイメージがナイこの2つの「脂肪」のことをまとめて「中性脂肪ちゅうせいしぼう」と言います。

「中性脂肪」の役割は大きく分けると2つです。

  • 人間のカラダの「エネルギー」の保存方法の1つ
  • 「ホルモン」の原料となる「コレステロール」の材料

「中性脂肪」は、カラダになくてはならない存在なんです。

2つの「役割」を1つずつ紹介していきます。

「エネルギー」の保存

「中性脂肪」とは、人間のカラダのエネルギーの保存方法の1つです。

口から入れた「糖質とうしつ=ご飯、パン、麺、甘いモノなど」や「脂質ししつ(アブラ)」を「原料」に、「肝臓かんぞう」で作り出されます。

「いざ!」という時に「エネルギー」として使うことができるように、貯めてあるカラダの中の「保存食」的役割のモノです。

つまり、「中性脂肪が低い」という状態は、「いざ!」という時が来た時に備えがナイ、無防備な状態となってしまっているということです。

「中性脂肪が低い人の症状」としては、疲れやすい、寝ても疲れが取れないなど、「慢性疲労まんせいひろう」と呼ばれる状態になります。

「中性脂肪」は、高すぎてもダメだけど、低すぎてもよろしくありません。

「中性脂肪」の役割の1つ目は、「いざ!」という時のための「エネルギーの保存」です。

「コレステロール」の材料

「中性脂肪」の2つ目の役割は、「コレステロール」の「材料」となることです。

カラダにいろいろな「指令」をそれぞれの場所に伝える役目をしてくれるのが「ホルモン」です。

その「ホルモン」を作り出すときに必要になってくるのが「コレステロール」です。

そして、その「コレステロール」を作り出すときに必要な「材料」の1つが「中性脂肪」です。

つまり、「中性脂肪」が少ないと、カラダのいろいろなところに「指令」を伝えてくれる「ホルモン」という物質が作られなくなって、「指令」が伝わらず、カラダの機能はうまく回らなくなっていきます。

具体的には、「副腎皮質ふくじんひしつホルモン」と呼ばれる「エネルギーを作ってね~!」という指令だったり、「炎症=ストレス」を抑えてくれる指令を伝えてくれる「コルチゾール」というホルモン。

あと、よく耳にするモノだと、「テストステロン」や「エストロゲン」という「性腺刺激せいせんしげきホルモン」と呼ばれ、それぞれの臓器に「指令」を届けてくれるホルモンなどです。

つまり、「中性脂肪」が少ないと、いろいろな「指令」がうまく伝わらなくなって、「不調」の多いカラダになっていきます。

人間のカラダになくてはならない「ホルモン」を作り出すためには、「コレステロール」が必要で、その「コレステロール」の「材料」の1つが「中性脂肪」です。

ここからは、どうして「中性脂肪が低い」という状態になってしまうのか?
初めに紹介した「2つの可能性」を解説していきます。

  • 肝臓かんぞう」がステキに働くことができていないから。
  • 副腎疲労ふくじんひろう」を起こしているから。

「肝臓」がステキに働くことができていないから。

「中性脂肪が低すぎる」というカラダになっている理由の1つに「肝臓かんぞう」がステキに働くことができていないことが考えられます。

その理由として考えられるのは2つです。

  • 「お酒、糖質、脂質」の摂り過ぎ
  • 「タンパク質」の少ない食生活

1つずつ、詳しく解説していきます。

「お酒、糖質、脂質」の摂り過ぎ

肝臓かんぞう」がステキに働くことができていない理由の1つとして、「お酒」「糖質=ご飯、パン、麺、甘いモノなど」や「脂質ししつ(アブラ)」の摂り過ぎが考えられます。

「肝臓」が疲れてしまっている可能性があります。

あなたが「お酒」を口にした後、人知れずその処理に一生懸命走り回ってくれているのが「肝臓」です。

そして、口から入れた「糖質=ご飯、パン、麺、甘いモノなど」や「脂質(アブラ)」を「原料」に、「中性脂肪」を作り出すという役割も「肝臓」がしてくれています。

「肝臓」というと、「お酒」だけが問題だと思われることが多いのですが、それと同じくらい「肝臓」の負担になっているのは、実は「糖質=ご飯、パン、麺、甘いモノなど」です。

「アブラ」は避けようとする人が多いですが、「ご飯、パン、麺、甘いモノなど」はさほど気にせず、毎日口にしている人が多いです。

要注意です!!

毎日、「肝臓」を働かせすぎてしまうと、当たり前ですが、「肝臓」は疲れていってしまいます。

ステキな働きができない「肝臓」に知らず知らずのうちになっていってしまいます。

「中性脂肪」を作り出してくれる「工場」である「肝臓」がうまく機能していなければ、当然ですが、「中性脂肪」を十分に作り出してくれることはなくなってしまいます。

「肝臓」がステキに働くことができていない理由の1つとして、「お酒」「糖質=ご飯、パン、麺、甘いモノなど」や「脂質(アブラ)」の摂り過ぎによって、「肝臓の負担」になってしまっている可能性があります。

「タンパク質」の少ない食生活

肝臓かんぞう」がステキに働くことができていない、もう理由の1つとして、「タンパク質=お肉、お魚、たまご、チーズなど」を十分な量、毎日、口にすることができていない可能性が考えられます。

「肝臓」という臓器の「細胞」は、「タンパク質」でできています。

しかも、毎日、カラダの中にある「タンパク質」を使って、「肝臓の細胞」は作り替えられています。

毎日、十分な量の「タンパク質=お肉、お魚、たまご、チーズなど」を食事から摂れていなかった場合、「新品のタンパク質」ではなく、「使い古しのタンパク質」で「肝臓の細胞」を作り替えてしまいます。

見た目も機能もイマイチな「肝臓」が出来上がってしまいます。

ステキな働きができない「肝臓」であり続けてしまいます。

「肝臓」がステキに働くことができていない2つ目の理由としては、「タンパク質=お肉、お魚、たまご、チーズなど」を毎日、十分な量を口にすることができていない可能性が考えられます。

「中性脂肪が低すぎる」というカラダになっている1つ目の理由として考えられるのは、お酒、糖質、脂質の摂り過ぎ、そして、「タンパク質」の少ない食生活によって、「肝臓」がステキに働くことができていない可能性が考えられます。

「副腎疲労」を起こしているから。

「中性脂肪が低すぎる」理由の2つ目としては、「副腎疲労ふくじんひろう」を起こしてしまっている可能性が考えられます。

「副腎疲労」というモノを起こしていると、「いざ!」という時のために貯めている「中性脂肪」を普段の「エネルギー」として使い始めてしまいます。

「保存食」を毎日のエネルギーチャージに使ってしまって、備えのない、無防備なカラダになってしまっている状態です。

「副腎疲労」を起こしてしまっていると、「中性脂肪が低すぎる」というカラダになってしまう可能性が高くなります。

では、「副腎疲労」とはどんなモノなのか?を紹介していきます。

「副腎疲労」とは!?

副腎疲労ふくじんひろう」とは、字のごとく「副腎ふくじん」という臓器が「疲れ」てしまっている状態です。

なぜ疲れてしまうのでしょう?

働き過ぎです、過労です。
お疲れ様です。

副腎ふくじん」という臓器は、「腎臓じんぞう」の上に、帽子のようなカタチでちょこんと乗っかっている臓器です。

カラダの中にいろいろな「指令」を届けてくれる「ホルモン」という物質を出してくれています。

その「ホルモン」の1つに、先ほど「コレステロール」の話のところでも出てきた「コルチゾール」という「ホルモン」があります。

この「コルチゾール」という「ホルモン」には、大きく2つの役割があります。

1つ目は、人間のカラダやココロが「炎症」や「ストレス」を感じた時に、その「炎症」を抑えてくれたり、ストレスに対処するために出てきてくれる「お助けマン」的役割です。

2つ目は、「糖質=ご飯、パン、麺、甘いモノなど」を食べた後、血糖値が上がって下がる時に、下がり過ぎないように「糖を作り出してね!」という「指令」を伝えてくれる役割です。

「炎症」や「ストレス」を感じる状況が続いたり、「糖質=ご飯、パン、麺、甘いモノなど」を毎日食べ続けていくと、当然、「副腎」は疲れてしまいます。

これが「副腎疲労」です。

あなたにできること

ここまで、「中性脂肪が低い」という状態になってしまう理由として、

  • 「肝臓」がステキに働くことができていないから。
  • 「副腎疲労」を起こしているから。

という「2つの可能性」を紹介してきました。

このことを踏まえて、「中性脂肪が低すぎる人」にできる「分子栄養学」という分野から見た時のオススメの方法を紹介していきます。

ポイントは3つです。

  • 「タンパク質」を毎日十分な量、カラダに補給してあげる。
  • 「低糖質」な食事を心がける。
  • 「ビタミン・ミネラル」を補給してあげる。

1つずつ解説していきます。

「タンパク質」

「中性脂肪が低すぎるあなたにできること」1つ目は、「タンパク質」を毎日、十分な量、カラダに補給してあげることです。

キーポイントとなる「肝臓かんぞう」も「副腎ふくじん」も 「タンパク質」でできているからです。

十分な量の「タンパク質=お肉、お魚、たまご、チーズなど」を、これからずっと毎日補給してあげることで、「肝臓」と「副腎」の「細胞」は、常に新しい「タンパク質」で作り替えられ、ステキな働きをし続けてくれる臓器に生まれ変わってくれる可能性がめちゃめちゃ高いです。

「タンパク質、様様・・」です♡

「中性脂肪が低すぎるあなたにできること」1つ目は、「タンパク質」を毎日十分な量、カラダに補給してあげること、です。

※「タンパク質=お肉、お魚、たまご、チーズなど」を毎日の食事でたくさん摂れるようにすることと、もう1つオススメなのが「ホエイプロテイン」です。

食事から「タンパク質」を補給する時に、どうしても一緒に摂ることになってしまう「脂質(アブラ)」を摂らずに済み、毎日、手軽に「タンパク質」の補給ができるコスパ最強のステキなヤツです♡

「ホエイプロテイン」を毎日のあなたの習慣にした方が良い理由を詳しく紹介している記事は、こちらです。

「低糖質」な食事

「中性脂肪が低すぎるあなたにできること」2つ目は、「糖質とうしつ=ご飯、パン、麺、甘いモノなど」を減らしていくことです。

肝臓かんぞう」にも「副腎ふくじん」にも、「糖質」は負担となってしまっているからです。

普段、「お腹がすいたから」という理由で何気なしに食べていた「お米やパン、うどん、甘いモノ」が自分のカラダの負担になっていたなんて、ビックリですよね。

でも、それに気づいた今日、今から減らしていってあげたらいいんです。

一気にやめてしまうと、カラダは驚いてしまいます。

「タンパク質=お肉、お魚、たまご、チーズなど」を補給しながら、少しずつ口に入れる「糖質=ご飯、パン、麺、甘いモノなど」を減らしていくことをオススメします。

まず最初は、空腹時に「糖質」を口にすることからやめてみることをオススメします。

空腹時の「糖質」が一番カラダの負担になりやすいからです。

例えば、「どうしてもお米が食べたい!」と思った時には、いきなり「おにぎり」を食べるのではなく、まずは、「唐揚げ」や「焼き魚」「たまご」「チーズ」などの「タンパク質」を食べて、「野菜」や「汁物」などで、ある程度お腹を満たしてあげてから、小さめのおにぎりを1つ食べる、というような感じです。

「中性脂肪が低すぎるあなたにできること」2つ目は、「糖質=ご飯、パン、麺、甘いモノなど」を減らしていくことです。

※実は、「糖質」をあまり口にしない方が良い理由は、他にもあります。
ほどんどの人が知らない衝撃の事実・・・・・を紹介している記事は、こちらです。

「ビタミン・ミネラル」を補給

「中性脂肪が低すぎるあなたにできること」3つ目は、「ビタミン・ミネラル」を補給してあげることです。

肝臓かんぞう」や「副腎ふくじん」が疲れている状態は、「ビタミン・ミネラル」が大量に消費されてしまっている状態でもあります。

たくさんの「ビタミン・ミネラル」が関わってきますが、中でも重要だと思う「3つ」を紹介します。

  • ビタミンB群
    「副腎」がストレスに対処する時に出す「ホルモン」を作る時に、「ビタミンB群」が大量に必要になってくるからです。

    そして、そもそもの「カラダのエネルギー」を作る時にも、「ビタミンB群」は必要です。

    ※「ビタミンB群」って何!?
    補給するためには、何を食べたらいいの?
    を、詳しく解説している記事は、こちらです。
    「口内炎ができる!肩こりがひどい!まとめて解決!【ビタミンB群徹底解説】」
  • マグネシウム
    過労で倒れてしまっている「副腎」を優しくいたわってくれるのが「マグネシウム」です。

    ※「マグネシウム」はカラダの中で300以上の働きをしてくれています。
    その働きや、足りていないことで起こること、どうやって補給したらよいのか?
    を、詳しく解説してくれている記事は、こちらです。
    「無性にチョコレートが食べたくなるのはマグネシウム不足!?【マグネシウム徹底解説】」
  • ビタミンC
    「副腎」で「ホルモン」を作り出すときに必要な栄養素の1つです。

    「副腎」ががんばり過ぎて、出し過ぎた「ホルモン」によって、カラダが酸化してしまうことを防いでくれているのが「ビタミンC」です。

    ※「ビタミンCは大切!」多くの人が知っている事実ですが、具体的にどんなふうに大切で、補給してあげるならどれくらいの量が必要なのか!?
    を、詳しく解説している記事は、こちらです。
    「風邪にはビタミンC?美肌にもビタミンC?【ビタミンC徹底解説】」

「中性脂肪が低すぎるあなたにできること」3つ目は、「ビタミン・ミネラル」を補給してあげることです。

どれくらい時間がかかる?

「中性脂肪」がいい感じになってくれるまでには、食生活を少しずつ変え、生活スタイルにも気を付け続け、たぶん、数年かかります。

長っ!!って思いましたか?

では、今のあなたのカラダができあがるまでに、何年かかっていますか??

たぶん、30年とか40年、もしかしたら、もっとかかっているかもしれません。

そんな年月をかけて作り上げたあなたのカラダを作り替えるのに、数日、数か月でできるわけがありません。

これからずっと、自分のため、家族のために、毎日を元気に過ごすために、「口に入れるモノ」を真剣に変えていくことをオススメします。

あなたの未来は、あなたが選ぶことができます。

「毎日、口にするモノを意識的に変える」ただそれだけです。

ありがたいことに、カラダの「細胞」は素直です。

必要な「栄養素」を補給し続けてあげることで、必ず「細胞」は答えてくれます。

あなたが元気でいることで増える「笑顔」を大切に守ってあげてください♡

※参考資料※
すべての不調は自分で治せる 藤川徳美
しつこい疲れは副腎疲労が原因だった 本間良子
コレステロール値が高いと言われたら読む本 寺本民生
なぜ、人は病気になるのか? 寺田武史

まとめ

「中性脂肪」とは「皮下脂肪ひかしぼう」と「内臓脂肪ないぞうしぼう」の総称です。

「中性脂肪」の役割は、大きく分けると2つ。

  • 人間のカラダの「エネルギー」の保存
    「いざ!」という時に「エネルギー」として使うことができる「保存食」的役割。
  • 「ホルモン」の原料となる「コレステロール」の材料
    人間のカラダになくてはならない「ホルモン」を作り出すために必要な「コレステロール」を作り出すときに必要な「材料」の1つが「中性脂肪」

中性脂肪が低い」という状態になってしまう「2つの可能性」。

  • 「肝臓」がステキに働くことができていないから
    原因として考えられるのは、「お酒、糖質、脂質」の摂り過ぎで「肝臓」に負担がかかっている。

    毎日の食事に「タンパク質」が足りていないことで、「肝臓」の細胞がステキな「肝臓」ではなくなってしまっている可能性。
  • 「副腎疲労」を起こしているから
    「いざ!」という時のために貯めている「中性脂肪」を普段の「エネルギー」として使ってしまっている可能性。

    「副腎疲労」の原因として考えられるのは、「ストレス」を感じる状況が続いたり、「糖質=ご飯、パン、麺、甘いモノなど」を毎日食べ続けていくと、「副腎」に大きく負担がかかってしまうから。

「中性脂肪が低すぎる人」にできる3つのポイント

  • タンパク質」を毎日十分な量、カラダに補給してあげる。
  • 低糖質」な食事を心がける。
  • ビタミン・ミネラル」を補給してあげる。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
少しでもお役に立てたなら、光栄です。

※わが家の毎日の食事を「Instagram」に投稿しています。
参考になるかどうかは分かりませんが、のぞいてみてください♡
Instagramアカウント→ tomo_life_hint

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