「ナイアシンのサプリメント」飲んでみたいけど、たくさん種類があり過ぎて、どれを選んだらいいのか分からない!!
どれくらい、どんなふうに飲み始めたらいいの?
「ナイアシンのサプリメント」で不調になるってどういうこと?
を、分かりやすく解説していきたいと思います。
ステキな「ナイアシン」を「サプリメント」で補給してあげて、快適な「カラダ」と「ココロ」で、毎日を楽しんじゃってください♡
※この記事には、プロモーションが含まれています。
「ナイアシン」の種類
「ナイアシン」には2つの「化学名」があります。
「ニコチン酸」と「ニコチンアミド」です。
カラダの中での吸収のされ方が少し違います。
「ニコチン酸」は「肝臓」にだけ吸収されて、肝臓以外の組織には吸収されません。
「ニコチンアミド」は、「血液」に乗って「全身」に供給されて、余った分は「肝臓」に吸収されます。
「肝臓」に吸収された「ニコチン酸」と「ニコチンアミド」は「NAD」という働きやすいカタチに変えられて貯蔵されます。
「ニコチン酸」は「ナイアシン」という名前、「ニコチンアミド」は、「ナイアシンアミド」という名前の「サプリメント」で売られています。
「ナイアシン」には2つの種類が存在します。
「ニコチン酸」と「ニコチンアミド」の違い
「ニコチン酸=ナイアシン」と「ニコチンアミド=ナイアシンアミド」、基本的な「働き」は同じです。
どちらも、「エネルギー」を作り出す時に使われたり、ココロの安定に関わる「神経伝達物質」を作り出す時に使われたり、「ステキな肌」を保っておくために使われたり、「アルコールを分解」する時に使われます。
「ニコチン酸=ナイアシン」と「ニコチンアミド=ナイアシンアミド」の違いとしては、「ニコチン酸=ナイアシン」にだけある「特徴」が2つあることです。
- 「脂質の代謝」に働きかける。
- 「ヒスタミン」という「アレルギー」や「アトピー」「炎症」などの「原因」の1つとなってしまう物質をより多く放出させてくれる。
「ニコチンアミド=ナイアシンアミド」には、これらの「特徴」はありません。
「ナイアシン」を摂りたい!と思った「目的」に合わせて、「種類」を選ぶ必要があります。
※「ナイアシン」という「栄養素」の「役割」を詳しく解説している記事は、こちらです。
「脂質の代謝」に働きかける
「脂質の代謝に働きかける」という「特徴」は「ニコチン酸=ナイアシン」にしかありません。
「脂質=中性脂肪やコレステロール」の量をコントロールするサポートをしてくれます。
「ニコチンアミド=ナイアシンアミド」には、この「働き」はありません。
一番最初に紹介した「吸収のされ方の違い」が影響しているのではないか?と思います。
「ニコチンアミド=ナイアシンアミド」は「全身」に供給されますが、「ニコチン酸=ナイアシン」は「肝臓」にしか供給されません。
「脂質=中性脂肪やコレステロール」のポイントとなってくる「臓器」は「肝臓」です。
「ニコチン酸=ナイアシン」は「肝臓」にドカーンとガッツリ影響してくる感じだと思います。
「ニコチン酸=ナイアシン」にしかない「特徴」の1つ目は、「脂質の代謝に働きかける」ことです。
ナイアシンフラッシュ=ヒスタミン放出
「ヒスタミン」という「アレルギー」や「アトピー」「炎症」などの「原因」の1つとなってしまう物質をより多く放出させてくれるのは「ニコチン酸=ナイアシン」です。
「ニコチンアミド=ナイアシンアミド」も、この「働き」はゼロではないそうですが、ほとんどナイに近い状態です。
「ヒスタミン」という「アレルギー」や「アトピー」「炎症」などの「原因」の1つとなってしまう物質を放出する時には、「フラッシュ」と呼ばれる副作用的な症状が出ることが多いです。
具体的には、「ニコチン酸=ナイアシン」を飲んだ1時間から2時間後、赤い発疹のようなモノが出てきて、カラダ全体が熱くなり、酔っ払ったときのように全身真っ赤になっていきます。
これは、カラダの中に溜め込まれている「ヒスタミン」を放出してくれている状態です。
30分から1時間ほどで赤みは引き、引いた後は「カラダ」や「アタマ」がスッキリしたような感覚になります。(個人の感想です。)
「ニコチン酸=ナイアシン」と「ニコチンアミド=ナイアシンアミド」、基本的な「働き」としては同じですが、「脂質の代謝」や「ヒスタミン」をキーワードとする時には、「ニコチン酸=ナイアシン」を選ぶと良いと思います。
サプリメントの選び方
「ニコチン酸」は「ナイアシン=Nicitinic Acid」と書いてあります。
「Acid」は「酸」という意味です。
他のサプリメントの「成分」のところにもよく出てきます。
「サプリメント」の一例として、
「ニコチンアミド」は、「ナイアシンアミド=Nacinamide」と書かれています。
※「カラダに良さげな商品」を世界180か国の人がお得に購入できる「iHerb」という巨大ショッピングモールから購入できます。
こちらの→「ワタシのiHebのマイページ」の中の「お気に入り商品」で紹介しているので、あなたの「♥お気に入り」に登録しておくと、いちいち探す手間はなく、間違ったモノを買わずに済みます♡
「ニコチン酸=ナイアシン」と「ニコチンアミド=ナイアシンアミド」を2種類ずつ紹介しているので、その時の安い方を購入されると良いと思います。
「iHerb」の詳しい解説は、↓こちらの記事でしています。
はじめ方
「脂質の代謝」や「ヒスタミン」を放出させたい!という目的で「ニコチン酸=ナイアシン」を飲んでみたい!という方、残念なお知らせです。
最初から「ニコチン酸=ナイアシン」を飲むことはオススメはできません。
カラダの受け入れ態勢ができていないからです。
まずは、「ニコチンアミド=ナイアシンアミド」から始めて、カラダに「ナイアシン」を受け入れる準備をしてあげる必要があります。
はじめ方
「ナイアシンアミド500mg」のサプリメントを購入
朝:500mg
昼:500mg
夜:500mg
飲んでみる。
吐き気や眠気、気分が落ちる感じがしたら、一旦減らして様子を見る。
1週間後、特に問題がなければ、
朝:500mg×2
昼:500mg×2
夜:500mg×2
吐き気や眠気、気分が落ちる感じがしたら、一旦減らして様子を見る。
カプセルが飲めないお子さんは、カプセルを開けて中身を出して、何かに混ぜてあげると良いと思います。
ただ、かなり苦いので、ココア、チョコアイス、チョコプロテイン、ミロなどに混ぜて、苦みを感じにくくしてあげる必要があります。
苦みがどうしてもダメだった場合には、味がナイ「フラッシュフリーナイアシン」や「ノンフラッシュナイアシン」と書いてある「サプリメント」を試してみると良いと思います。
↓
3ヶ月間「ナイアシンアミド」、もしくは「フラッシュフリーナイアシン」を継続してから、「ナイアシン」に徐々に変えていきます。
ナイアシンアミド
朝:500mg×2
昼:500mg×2
夜:500mg×2
↓
朝:ナイアシンアミド500mg×2
昼:ナイアシンアミド500mg×2
夜:ナイアシンアミド500mg×1
ナイアシン500mg×1
↓
朝:ナイアシンアミド500mg×1
ナイアシン500mg×1
昼:ナイアシンアミド500mg×2
夜:ナイアシンアミド500mg×1
ナイアシン500mg×1
↓
朝:ナイアシンアミド500mg×1
ナイアシン500mg×1
昼:ナイアシンアミド500mg×1
ナイアシン500mg×1
夜:ナイアシンアミド500mg×1
ナイアシン500mg×1
※参考※
「精神科医こてつ名誉院長のブログ」より
少しずつ、「ナイアシンアミド」から「ナイアシン」にシフトしていく感じです。
※子どもの「ナイアシン」の年齢ごとの目安量については、↓こちらの記事で詳しく解説しています。
カラダに合った量ではナイときの症状
ちなみに、ワタシはいまだに「ナイアシン」を飲むことはできません。
「ヒスタミン」をガッツリ放出し続けたいのに、飲めません。
具体的には、「ナイアシン」にシフトし続けていくと、腰の辺りが重く痛み出し、朝起きると「殴られたのか?」というくらい「まぶた」が張れて、歩くことさえ難しく感じるくらい「むくみ」始めます。
そして、何もする気が起きない、すべてがめんどくさく感じてしまう、という不調が続いてしまうため、いまだに「ナイアシン」を継続して飲むことはできません。
「腎臓」や「肝臓」などの「臓器」の負担になってしまっているようです。
この症状と同じことが、ワタシの友人にも起こりました。
友人とワタシの共通点は、
「バセドウ病(甲状腺機能亢進症)」です。
「バセドウ病」とは、「分子栄養学」で言うと、圧倒的に「タンパク質」が足りていない残念なカラダです。
「腎臓」や「肝臓」などの「臓器」が、これまでの「タンパク質」が足りていない食生活によって、「もろい臓器」になってしまっている可能性が考えられます。
なので現在、ワタシは「ナイアシン」はたまに少量飲むくらいにして、ナイアシンアミド(朝1500/夜1500)にしています。
※具体的にどんなふうに「ナイアシン」を増やしていって、不調になったのか?を、詳しく書いている記事はこちらです。
フラッシュを起きにくくする方法
人それぞれ「体質」が違うので、フラッシュが起きやすい人もいれば、全然フラッシュしない人もいます。
フラッシュが起きやすい人にとっての「フラッシュが起きにくくする方法」としては、
- 「糖質=ご飯、パン、麺、甘いモノなど」を控える食生活にする。
「糖質を毎日食べる」ということは、「ナイアシン」を飲んで放出させたいと思っている「ヒスタミン」を、せっせとカラダの中に作り出している状態です。
矛盾以外の何者でもありません。
「ナイアシンが飲みたい!」と思っている方は、出来るだけ「糖質=ご飯、パン、麺、甘いモノなど」を口にすることが少ない食生活に、シフトしていくことをオススメします。 - 食後すぐに「冷たい水」で飲む。
胃の中に食べ物がたくさんあるうちに飲むことで、食べ物と混ざってゆっくりと吸収されることを期待することができるため、急激なフラッシュを少しは減らせるとされています。
「冷たい水」というのも、より溶けにくくする方法の1つです。 - 「ビタミンC」を飲める最大量を飲み続ける。
「ビタミンC」は「ヒスタミン」をカラダの外に排出してくれる働きがあるとされています。
毎日しっかり「ビタミンC」を飲み続けることで、そもそものカラダの中にある「ヒスタミン」の量を減らしておくことができ、「ナイアシン」を飲んだ時の「フラッシュ」は減らせる可能性が上がります。
「ナイアシン」の「フラッシュ」を少しでも減らしたいと思ったら、「分子栄養学」の基本である「糖質を減らす」「ビタミンCをしっかりと摂る」などが重要になってきます。
NMN(エヌエムエヌ)
「若返り」で有名な「NAD(ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド)」を作り出す成分として「ナイアシン」「ナイアシンアミド」の他にも「NMN」というモノがあります。
結構いい値段の「サプリメント」として販売されています。
「NMN」も「ナイアシン」や「ナイアシンアミド」と同じく、カラダの中に入ると「NAD(ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド)」に変えられて、「老化」や「寿命」をコントロールすることで有名な「サーチュイン」の「働き」が活発になります。
日本では「サーチュイン」=「長寿遺伝子」と呼ばれています。
「NMN」は約1ヶ月分が1万~2万円くらいで販売されていますが、「ナイアシン」や「ナイアシンアミド」「2000円~3000円」という値段で売られています。
「NMN」と「ナイアシン」「ナイアシンアミド」は働きが違うモノだとする意見もあれば、まったくもって同じだとされる意見もあります。
ワタシは「同じモノ派」ではありますが、お金に余裕のある方は「NMN」を、お金に余裕があるわけではナイ方は「ナイアシン」「ナイアシンアミド」を活用するようにしてはどうか?と個人的には思っています。
「若返り」で有名な「NAD(ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド)」を作り出す成分として「ナイアシン」「ナイアシンアミド」の他にも「NMN」というモノがあります。
※参考文献※
「すべての不調は自分で治せる 藤川徳美」
「メガビタミン健康法 藤川徳美」
「人はなぜ病気になるのか? 寺田武史」
「栄養素の通になる 上西一弘」
「栄養の基本がわかる図解事典 中村丁次」
「あたらしい栄養事典 田中明・蒲池桂子」
「ビタミンの新栄養学 柴田克己・福渡努」
まとめ
「ナイアシン」には「ニコチン酸」と「ナイアシン」という2つの「化学名」がある。
「ニコチン酸=ナイアシン」と「ニコチンアミド=ナイアシンアミド」の基本的な「働き」は同じ。
どちらも、「エネルギー」を作り出す時に使われたり、ココロの安定に関わる「神経伝達物質」を作り出す時に使われたり、「ステキな肌」を保っておくために使われたり、「アルコールを分解」する時に使われる。
「ニコチン酸=ナイアシン」にだけある「特徴」は2つ。
- 「脂質の代謝」に働きかける。
「脂質=中性脂肪やコレステロール」の量をコントロールするサポートをしてくれる。 - 「ヒスタミン」という「アレルギー」や「アトピー」「炎症」などの「原因」の1つとなってしまう物質をより多く放出させてくれる。
「ナイアシンのサプリメント」
「ニコチン酸」は「ナイアシン=Nicitinic Acid」
「ニコチンアミド」は、「ナイアシンアミド=Nacinamide」
※「カラダに良さげな商品」を世界180か国の人がお得に購入できる「iHerb」という巨大ショッピングモールからも購入できる。
こちらの→「ワタシのiHebのマイページ」の中の「お気に入り商品」で紹介しているので、あなたの「♥お気に入り」に登録しておくと、いちいち探す手間はなく、間違ったモノを買わずに済みます♡
「始め方」
「ニコチンアミド=ナイアシンアミド」から始めて、カラダに「ナイアシン」を受け入れる準備をしてあげる必要がある。
「ナイアシン」を飲み続けた時のワタシの「不調」
腰の辺りが重く痛み出し、朝起きると「殴られたのか?」というくらい「まぶた」が張れて、歩くことさえ難しく感じるくらい「むくみ」始める。
そして、何もする気が起きない、すべてがめんどくさく感じてしまう、という不調が続いてしまう。
「フラッシュが起きにくくする方法」
- 「糖質=ご飯、パン、麺、甘いモノなど」を控える。
- 「食後すぐ」に「冷たい水」で飲む。
- 「ビタミンC」を飲める最大量を飲み続ける。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
少しでもお役に立てたなら、光栄です。
※「毎日、何食べてるの!?」と聞かれることが多いので、わが家の毎日の食事を「Instagram」に投稿しています。
参考になるかどうかは分かりませんが、のぞいてみてください♡
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