「脳の栄養は糖だけ!」というステキな勘違い♡【エネルギーの元祖はケトン体】

「脳」の栄養は「糖」だけ・・
一般常識として、広まっています。

残念ながら、
「その常識、間違ってます!」

最初っから、ぶった斬ってすみません。

「脳の栄養」は「糖」だけ・・だと、ワタシも思っていました。

この記事では、

  • 「糖」以外の「脳の栄養」って何!?
  • なぜ、「脳の栄養は糖だけ!」と言われてきたのか?

を、解説していきたいと思います。

「常識」というモノは、そもそも正しいのか?

「何が本当なのか?」
あなたの頭で考え、判断して、「自分の中の常識」を見つけ出してください。

「脳の栄養」「エネルギーの作り方」を知って、あなたも「快適なカラダ」を手にして、毎日をエネルギッシュに楽しんじゃってください♡

※この記事には、プロモーションが含まれています。

なぜ、脳の栄養は「糖」だと言われているのか?

「脳の血管」をすり抜けられるのは「糖だけ・・」だと思われていたから、です。

「全身の血管」には「栄養」や「酸素」を吸収するために、たくさんの隙間が空いています。

スキだらけです。

「脳の血管」だけは、隙間がありません。
異物混入を防ぐため、完全防御されています。

でも、「脳」にも、もちろん「エネルギー」となるモノが必要です。

「脳の血管」をすり抜けられるモノは「糖だけ・・」だと、これまでは思われていたため、「脳の栄養」は「糖」だと言われてきました。

でも、それだと、おかしいんです。
想像してください。

「病気」で、何も口にすることができなくなっても、「脳」って働いてくれていますよね?

体調悪いからと言って、何も食べずにベッドに横になりながらも、スマホいじってますよね?

「脳」、しっかり働いてます。

実は、毎日寝ているときも同じです。

何時間も何も食べない状態なのに、「脳」は、働いています。

「脳の栄養」となるモノを口にしていないのに、どうやって「脳」は働くことができるんでしょう?

糖新生(とうしんせい)とは?

何も食べない状態なのに、「脳」が働ける理由は、カラダが自分で「糖」を作り出すことができるからです。

「腸」に食べ物がなくなると「糖新生とうしんせい」というシステムが動き始めます。

簡単にいうと、他の物質から「糖」を作り出してくれるシステムです。

  • 「体脂肪」から「糖」を作り出す。
  • 「筋肉」を分解して「糖」を作り出す。
  • 「肝臓」に貯められている「糖」を使う。

つまり、わざわざ口から「糖」を入れなくても、カラダが自分で「糖」を作り出すことが出来るため、不足することはナイんです。

カラダは自分で「糖」を作り出して、「脳」に供給することができます♡

えっ?でも、「体脂肪」が使われすぎても・・・・・・・、「筋肉」が分解されすぎても・・・・・・・・、「肝臓」に貯められてる「糖」がなくなっても・・・・・・、困るんじゃない?

いい質問♡

「糖」以外の「脳の栄養」

「カラダ」って、実は、めちゃめちゃ優秀なんです!

これ以上、「糖新生とうしんせい=体脂肪や筋肉を分解して糖を作ること」はしない方がいいな、という状況になると、次は「ケトン体」というモノを「脳の栄養」として使い始めます。

そう、なんと!

「脳の血管」をすり抜けられる人が、実は、もう1人いたんです!

ケトン体」です。

ケトン体」とは、
脂肪酸しぼうさん」を原料に、「肝臓」で作られるステキなエネルギー源です。

※「脂肪酸」・・・食べ物で言うと、「お肉」「お魚」「たまご」「バターなどの油」です。

カラダは、「糖新生とうしんせい=体脂肪や筋肉を分解して糖を作ること」をもうしない方が良さげだなという状況になると、次は「ケトン体」というモノを「脳の栄養」として使い始めます。

「ケトン体」のステキなところ

「ケトン体」をエネルギー源にすることで、たくさんの良いことがあります。

  • 「糖」の18倍の「エネルギー」を生み出すことができる。
  • 「糖」を使うよりも、カラダが疲れにくい。
  • 「糖」を摂った時のように、「血糖値」が乱高下することがないため、血管に優しく、ココロも安定していられる。
  • 「糖」のように、ご新規でカラダに「脂肪」を付けることもない。

なんて「ステキなヤツ」なんでしょう♡

「糖」惨敗です。

「ケトン体」をエネルギー源にすることで、ステキなことがたくさん起こります。

そんなステキなヤツなら、最初から「ケトン体」を「エネルギー」として生きたらいいんじゃない?って思ったあなたっ!

するどいっ♡

エネルギーの元祖は「ケトン体」

実は、「人類」が誕生した頃、「主なエネルギー源」は「ケトン体」でした。

「狩り」をして、「動物」を食べていました。

人類は、元々「肉食」でした。

でも、捕まえられる時もあれば、捕まえられない時もあります。

そこで、「安定・・した食料」、「保存・・できる食料」として、お米や小麦などを作る「農耕」が行われ始めました。

お米や小麦などの「糖」を口にすることが増え始め、そこから「糖」を第1エネルギー源として生きるようになりました。

おかげで、人類は「食べるモノ」に困ることなく、どんどん増えていきました。

「人類」が誕生した頃の「主なエネルギー源」は「ケトン体」、肉食だったんです。

「ケトン体」をエネルギーにして生きていた証拠

元々、人類は「ケトン体」をエネルギーにして生きていた証拠が、今でも残っています。

それは、お母さんのお腹の中にいる「赤ちゃん」は、「ケトン体をエネルギーとして育つ」という事実です。

「え!?赤ちゃんって、糖をエネルギーにしてるって聞いてたけど、違うの!?」

残念!違います。

厳密に言うと、「糖」は微量です。

このことを実際に、何人もの妊婦さんに了承を得て調べた「産婦人科の先生」がいらっしゃいます。

宗田マタニティクリニックの院長 宗田哲男むねたてつお先生」です。

ワタシ、ずっと疑問に思っていたんですよね。

赤ちゃんがもし「糖」を栄養としているのであれば、妊婦さんが悩むことの多い「妊娠糖尿病」ってなる人がもっと少ないんじゃないかな~って。

「糖」が妊婦さんのカラダに異常に増えてしまうことで「糖尿病」ってなっちゃうんですよね?

赤ちゃんには必要がないって言ってるのと同じなんじゃないか?って疑問がずっとあったのですが、宗田先生の本を読んでスッキリ解決しました。

おかげさまで世論に惑わされることもなく、「低糖質」で「タンパク質多めの食事」で、快適な妊婦生活を送れて、出産も産後も、特に問題なく過ごせました。

ありがとうございました♡

話しを戻します。

より自然なカラダのエネルギー源としては、「ケトン体」です。

「ケトン体」の原料となる「お肉」を主食とした方が、カラダには優しいと思います。

人類は元々「肉食」なんです♡
「ケトン体」をエネルギーにして生きていたんです。

※宗田先生の書籍も紹介している「赤ちゃんに必要な栄養」について、詳しく紹介している記事は、こちらです。

ケトン体は危険!?

実は、現代では「ケトン体は危険!!」と言われることが多いんです!

完全なる「誤解」から生まれてしまった一般常識です。

例えるのであれば、満員電車で電車が揺れて倒れそうになった女子高生を、隣にいたサラリーマンが支えてあげようとしたところ、「この人!チカンですっ!!」って言われてしまった状態です。

か、かわいそうです(笑)。

「ケトン体は危険!!」今でも言われることがありますが、誤解です。

※なぜ「ケトン体」は誤解され続けているのか?
何があったのか?を詳しく解説している記事は、こちらです。

「糖」の摂り過ぎが引き起こす病気

現在、「主食」と呼ばれるようにまでなった「糖=ご飯、パン、麺など」のおかげで、実際に「食べるモノ」に困ることは減り、人類はどんどん増えていきました。

ただ、「カラダの質」で考えてみると、疑問が残ります。

「糖」の摂りすぎが、現代の様々な「カラダ」と「ココロ」の問題の原因の1つとなってしまっているからです。

糖尿病ガン認知症発達障害ADHD自閉症起立性調節障害きりつせいちょうせつしょうがいうつパニック障害不妊統合失調症とうごうしっちょうしょう甲状腺機能亢進症こうじょうせんきのうこうしんしょうバセドウ病)、甲状腺機能低下症こうじょうせんきのうていかしょう橋本病)、膠原病こうげんびょうリウマチアトピー性皮膚炎アレルギーなどなど、数え切れないほどあります。

「農耕=ご飯、パン、麺など」は便利でしたが、「カラダの質」で考えた時には、疑問が残ります。

これからの未来

これからの未来は、人類の元祖である「ケトン体」をエネルギー源として生きていった方が良いのではないかと、ワタシは思います。

その方が、「糖」をエネルギー源に生きるよりも、カラダに優しく、たくさんのエネルギーを作り出すことができるからです。

現代には、「お肉」を保存できる「冷蔵庫」があります。

「家畜の技術」も進んでいるため、365日、いつでも「お肉」を手に入れることが出来ます。

人類が食料の「獲得」や「保存」に悩む日々は、すでに終わりました。

カラダのエネルギーとなる「原料」を「糖=ご飯、パン、麺など」ではなく、「ケトン体=お肉、お魚、たまご、チーズなど」に戻してあげて、「快適なカラダ」を手にして、毎日を楽しんじゃってください!

※参考までに、ワタシの毎日の食事をInstagramに投稿しています。

▲注意▲
おしゃれな食事ではありません。
ミニマリスト=モノを極力持たない生活に憧れているので、お皿はいつも同じです。

まとめ

「脳」のエネルギー源は2つ。

「糖」と「ケトン体」。


人類の元々のエネルギー源は「ケトン体」。
主食は「お肉」。

「農耕」が行われ始め、お米や小麦など、「糖」を口にすることが増え、そこから「糖」を第1エネルギー源として生きるようになっただけ。

その証拠に、現代の赤ちゃんも、お母さんのお腹の中で「ケトン体」を栄養として育っている。

「ケトン体」のメリット

  • 「糖」の18倍の「エネルギー」を生み出すことができる。
  • 「糖」を使うよりも、カラダが疲れにくい。
  • 「糖」のように「血糖値」が乱高下することがないため、血管に優しく、ココロも安定する。
  • 「糖」のようにご新規でカラダに「脂肪」を付けることもない。

ぜひ、カラダのエネルギーとなる「原料」を「糖=ご飯、パン、麺」ではなく、「ケトン体=お肉、お魚、たまご、チーズなど」に戻してあげて、「快適なカラダ」を手にして、毎日を楽しんじゃってください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
少しでもお役に立てたなら、光栄です。

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