毎日、あなたのカラダに必要な「タンパク質」、何をどれくらい食べればいいか、知っていますか!?
毎日、最低でも、
「体重★kgの人=★gのタンパク質」
を、食事から摂る必要があります。
体重50kgの人=50gのタンパク質。
(注意:50gのお肉、というわけではありません。)
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※体調不良、妊娠中、授乳中、成長中の子どもは、「★×1.5~2倍のタンパク質」が必要です。
:参考:
すべての不調は自分で治せる 藤川徳美
そもそも、なぜ、「快適なカラダ」には、タンパク質が必須なのか!?は、こちらへ。
「結構、お肉、食べてる気がするんだけど?」
「食品の栄養表示」を見てみると、十分すぎる「タンパク質」を摂れているみたいなんだけど?
自分で作った食事の「タンパク質の量」って計算するの、めんどくさそう、、、
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そんなあなた!
そのモヤモヤ、スッキリ解決しちゃいます♡
この記事では、
- タンパク質って?
- 「食品の栄養表示」って信じちゃダメなの?
- 「カラダに吸収されるタンパク質」って、「食材に含まれるタンパク質」と同じ量じゃないの?
- 「タンパク質の量」が、ひと目でわかる「ズボラ公式」って?
を、解説していきます。
カラダに1番大切な「タンパク質」のことを知って、「食事からタンパク質がどれくらい摂れているかが、ひと目でわかる方法」を知って、十分な量のタンパク質をカラダに補給しながら、「快適なカラダ」で、毎日を楽しんじゃってください!!
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※この記事には、プロモーションが含まれています。
ひと目でわかる「カラダに吸収されるタンパク質の量」
「食事から、カラダに吸収されるタンパク質」を、めんどくさい計算なしに、なんとなく、参考程度、分かるようになる「ズボラ公式」が、こちらです!!
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- お肉、お魚、チーズなどの
「動物性のタンパク質」は、
こぶし1個分=タンパク質10g - 豆腐や納豆などの
「植物性のタンパク質」は、
こぶし1個分=タンパク質5g - 「たまご1個」=タンパク質6g
※大人のこぶしです。
(男女差はもちろんありますが、本当に、だいたいの量です♡)
この3つだけ覚えておけば、超絶カンタンに「タンパク質の量」を知ることができます。
では、なぜ、こんな簡単な公式が出来上がったのか、まずは、きちんとした方法で「カラダに吸収されるタンパク質の量」の計算方法を説明していきます。
「カラダに吸収されるタンパク質の量」を知る方法
食べ物から、実際に「カラダに吸収されるタンパク質の量」を知るには、ポイントが3つあります。
- 食材自体に含まれるタンパク質の「量」
- タンパク質の「質」
- 加熱による影響
計算式にすると、
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それぞれ、詳しく解説していきます。
①食材自体のタンパク質の「量」とは?
例えば、お肉を100g食べたら、100gのタンパク質が摂れる、というわけではなく、食品それぞれに、「〇gには、▲gのタンパク質が含まれている。」という数字が、「文部科学省」から公表されています。
※日本食品標準成分表2020年版
小学校の時に、教科書の1つとして配られていた、数字がたくさん並んでいて、でも、家庭の授業の時に、数回しか開くことがなかった、あの本の内容です!(笑)
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/27055c51.10fa8695.27055c52.e39f9aba/?me_id=1213310&item_id=20561583&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fbook%2Fcabinet%2F0226%2F9784789510226_1_104.jpg%3F_ex%3D240x240&s=240x240&t=pict)
こんな感じの本です。
例えば、
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その食材自体に含まれている「タンパク質の量」が分かります。
食品の種類ごとに、「タンパク質の量」は違っていて、もっと言うと、「鶏肉」でも「もも肉」と「ささみ」では、含まれている「タンパク質の量」は、違います。
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②タンパク質の「質」とは?
タンパク質の「質」は、「プロテインスコア」というモノで表されます。
「プロテインスコア」の説明のため、そもそも、「タンパク質って!?」というところから説明していきます。
タンパク質とは?
「タンパク質」=「アミノ酸が、手をつないだ状態のこと」を言います。
カラダの中で、アミノ酸が手をつないだり、離したりしています。
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タンパク質の「質」=「必須アミノ酸」というモノのバランスが重要になってきます。
必須アミノ酸とは?
「タンパク質」は、20種類のアミノ酸が手をつないでいる状態です。
そのうちの9種類が、
「必須アミノ酸」=カラダが、自分では作り出せないアミノ酸です。
つまり、口から補給しなければいけないアミノ酸です。
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プロテインスコアとは?
「プロテインスコア」=「タンパク質の【質】の評価」は、9種類ある「必須アミノ酸」が、それぞれどれくらい含まれているかを測って、1番低かった点数が、その食べ物の「プロテインスコア」となります。
つまり、9種類のうち、8種類は100点だったけど、1種類だけプロテインスコアが60点だった場合、その食べ物のプロテインスコアは、60になっちゃいます。
ぶっちゃけ、厳しめ採点ですね。
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プロテインスコアが、100点満点の食べ物は2つだけです。
何だと思いますか~?
「牛肉?」
うん、うん、強そう!
「鶏のささみ??」
うん、うん、ヘルシー!
実は~、
「卵」と「シジミ」なんです!
え〜!
庶民的~!!
意外と、いい奴らなんです!(笑)
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そして、タンパク質の「質」を知るため、最近流行りの、新基準の「アミノ酸スコア」というものがあるのですが、こちら、「プロテインスコア」に比べて、甘々な評価基準なんです。
何ででしょうねぇ〜、政治的なところは、あまり詳しくないのでわかりませんが、1つ言えるのは、「プロテインスコア」でタンパク質を評価した方が、間違いはナイ、ということです。
参考までに、「プロテインスコア」と「アミノ酸スコア」の比較です。
![](https://life-hint.fun/wp-content/uploads/2022/08/6945dd9ec08aa93a3f56b820cb9764c8-695x1024.jpg)
「アミノ酸スコア」、100多いですよね、甘々評価です。
ここで、注目して欲しいのが、一番下の「大豆」の「プロテインスコア」です。
お肉などの「動物性タンパク質」が、プロテインスコア、80くらい~100に対して、大豆は56です。
ほぼ半分くらいの「質の良さ」ということになります。
つまり、「植物性」のモノで、お肉などの「動物性」のモノと同じだけのタンパク質を摂ろうと思ったら、動物性のモノよりも、たくさん口に入れないといけない、ということです。
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あと、「白米:78」って、意外と「プロテインスコア」高め!?
いいんじゃない!?
と、思われた方、残念ながら、「白米を食べること」は、デメリットの方が大きいので、オススメはできません。
詳しくは、こちらへ。
③加熱による影響とは?
「カラダに吸収されるタンパク質の量」を知るための、最後のポイントは、「加熱による影響」です。
実は、お肉やお魚の「アミノ酸の量」は、加熱することによって、ほぼ半分になってしまいます。
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そのため、実際に「カラダに吸収されるタンパク質の量」を計算する時には、1/2にする必要があります。
※「たまご」は加熱しても「アミノ酸の量」は、ほとんど減らないため、1/2する必要はありません。
![ズボラ公式](https://life-hint.fun/wp-content/uploads/2022/10/af59e3170766aa8881932ec7fc2af1ad-1024x538.png)
![カラダに吸収されるタンパク質の量の計算](https://life-hint.fun/wp-content/uploads/2022/10/81d9863f7991f2c9aaca37f9488e01fe-1024x538.png)
食品の栄養表示について
「食品の栄養表示」は、窒素の量を計算して表される「窒素定量換算法」といって、タンパク質以外のアミノ酸も含めてしまうため、参考程度に見る方が良いかと思います。
※参考:食品分析開発センター
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毎日、「体重★kgの人=★gのタンパク質」を摂れているか、いちいち食材に含まれる「タンパク質の量」を調べて、「プロテインスコア」を調べて、計算をして生きていくのは、めちゃめちゃ、めんどくさいですよね。
「ワタシ、失敗しないので!」
ならぬ、
「ワタシ、めんどくさいので!」
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「カラダに吸収されるタンパク質の量」を知るズボラ公式
あくまでも、ズボラなワタシの解決法ですが、
- お肉、お魚、チーズなどの
「動物性のタンパク質」は、
こぶし1個分=タンパク質10g - 豆腐や納豆などの
「植物性のタンパク質」は、
こぶし1個分=タンパク質5g - 「たまご1個」=タンパク質6g
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この3つだけ覚えておけば、何とか生きていけます。(笑)
本当に、カンタンすぎる計算方法ですが、「タンパク質」は、ありがたいことに「摂りすぎ」はほぼ存在しないので、摂りすぎに気をつけるよりは、「足りているか」ということに、注目した方が良いと思います。
※ちなみに、「タンパク質が摂りすぎにならない理由」としては、ある程度の量を超えると、カラダが吸収できなくなるため、下痢になって、カラダから出て行ってしまうだけだからです。
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まとめ
食べ物から、実際に「カラダに吸収されるタンパク質の量」を知る、3つのポイント。
- 食材自体のタンパク質の「量」
文部科学省が食材自体に含まれている「タンパク質の量」を公表している。 - タンパク質の「質」
「プロテインスコア」
=「タンパク質の【質】の評価」
タンパク質は、20種類のアミノ酸が手をつないでいる状態。
そのうち、9種類の「必須アミノ酸」が、それぞれどれくらい含まれているかを測って、1番低かった点数が、その食べ物の「プロテインスコア」となる。 - 加熱による影響
お肉やお魚の「アミノ酸の量」は、加熱することによって、ほぼ半分になってしまう。
そのため、「カラダに吸収されるタンパク質の量」を計算する時には、1/2にする必要がある。
※「たまご」は加熱しても「アミノ酸の量」は、ほとんど減らないため、1/2する必要はない。
![カラダに吸収されるタンパク質の量](https://life-hint.fun/wp-content/uploads/2022/10/7ec4547e7268b8953050252bd049ecef-1-1024x538.png)
![カラダに吸収されるタンパク質の量の計算](https://life-hint.fun/wp-content/uploads/2022/10/81d9863f7991f2c9aaca37f9488e01fe-1024x538.png)
でも、いちいち計算するのは、めんどくさい!
そんな、あなたのための「ズボラ公式」がこちら。
![カラダに吸収されるタンパク質の量を知るズボラ公式](https://life-hint.fun/wp-content/uploads/2022/10/77f9418d8a972c336b257b7d4caf3018-1024x538.png)
「ズボラ公式」を使って、「食事のタンパク質の量」をカンタンに知って、十分なタンパク質を補給してあげて、「快適なカラダ」で、毎日を楽しんでください!
※毎日の食事だけでは、なかなか難しい、十分な量のタンパク質補給に、「最強なヤツ」の紹介はこちら!
※プロテインの「タンパク質の量」は、プロテインの袋に書いてある「〇g飲めば▲gのタンパク質が摂れるよ!」を、そのまま信じて大丈夫です♡
そもそも、「自分のカラダには、どれくらいのタンパク質を、毎日補給してあげたらいいのか?」
「自分のカラダに、タンパク質が足りているのか?」を数値で見てみたい方は、こちらへ。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
少しでもお役に立てたなら、光栄です♡
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