寝起きが悪い
癇癪を起こす
髪が抜ける
目の下にクマ
顔色が悪い
体幹が弱い
爪が変形している
皮膚が弱い
泣き止まない
落ち着きがない
奇声をあげる
乱暴
寝つきが悪い
氷をガリガリ食べたがる
いつも不機嫌
集中力がない
お母さんのそばから離れられない、などは、
「分子栄養学」という分野から見た時、カラダの中に必要な「栄養素」の1つである「鉄」が足りていない「サイン」として捉えられます。
人間のカラダの中で「鉄」には300以上の「働き」があります。
たった1つの「鉄」という「栄養素」が足りていないだけで、300以上の「働き」がうまく回らなくなってしまうんです。
その中でも子どもの「カラダ」と「ココロ」に「鉄」が絶対に必要!!と言い切れる理由を、この記事では紹介していきたいと思います。
なぜ「子どものカラダとココロ」に「鉄」が必要なのか?を、まずは知って下さい♡
そして、「困りごと」を少しずつ減らして、「笑顔」を増やしていってあげてください♡
※この記事には、プロモーションを含みます。
子どもの「カラダ」と「ココロ」に「鉄」が必要な理由を、順番に紹介していきます。
子どもの「カラダ」に鉄が必要な理由
「子どものカラダ」には「鉄」が絶対に必要です。
たくさんの理由がありますが、中でも重要だとワタシが思う「3つのポイント」を紹介していきます。
- カラダを「成長」させてあげるため
- 「酸素」を全身に運んであげるため
- カラダの「エネルギー」を作り出すため
1つずつ、詳しく解説していきます。
カラダを「成長」させてあげるため
日々成長していく「子どものカラダ」には、「鉄」が必要です。
何を隠そう、子どものカラダの一部である「皮膚」を作り上げてくれている成分「コラーゲン」は、「タンパク質」+「鉄」+「ビタミンC」で作られています。
「コラーゲン」って実は、カラダの中で作り出されているんです。
「材料」さえそろっていれば、ずっとステキな皮膚を作り続けてくれます。
ちなみに、「材料」の1つである「タンパク質」とは、「お肉、お魚、たまご、チーズなど」です。
そして、意外と知られていませんが、「身長」に大きく関わってくる「骨」は、この「コラーゲン」と「カルシウム」でできています。
「カルシウム」だけを補給してあげても、「骨」が作られることはありません。
「毎日、牛乳飲ませているのに、身長が全然伸びない!!」の大きな理由の1つは、「鉄」だと思います。
「子どものカラダ」の中に十分な量の「鉄」がなかった場合、「骨」の成分の1つである「コラーゲン」が作られることはなく、「骨」をどんどん成長させてあげることも、ステキな「皮膚」を作り出してあげることもできない状態になってしまいます。
すると、背が伸び悩む、体幹が弱いなど、カラダの成長がゆっくりになってしまったり、皮膚が弱い、髪の毛が抜ける、爪が変形するなどの「困りごと」が増えてしまいます。
どんどん成長していく「子どものカラダ」には、「鉄」はなくてはならない「栄養素」の1つです。
「酸素」を全身に運んであげるため
当たり前のことですが、カラダには「酸素」が必要です。
その「酸素」を全身に運ぶ時に必要になってくるのが「鉄」です。
実は、「酸素」は「鉄」と手を繋ぐことで全身を移動することができます。
そして、その「鉄」は、「タンパク質=お肉、お魚、たまご、チーズなど」と手を繋ぐことで、カラダの中に存在していられるのです。
つまり、「タンパク質」も「鉄」もカラダの中に十分になかった場合、全身に「酸素」を運ぶことが難しくなって、「貧血」と呼ばれる状態になってしまいます。
疲れやすい、何もしたくない、目の下にクマ、顔色が悪いなどの状態になっていきます。
「子どものカラダ」の隅々まで「酸素」を運んであげるためには、「鉄」は絶対に必要です。
カラダの「エネルギー」を作り出すため
「子どものカラダ」に「鉄」が必要な理由の「3つ目」は、カラダの「エネルギー」を作り出す時の「材料」の1つだからです。
↓は「エネルギー」を作り出す「工程」を表した図です。
難しいカタカナやアルファベットばかりですが、「鉄=【Fe】がある」ということだけ確認してもらえればOKです♡
「鉄」がいくつもの工程で必要になっているのがわかると思います。
あなたが知っていても、知らなくても、カラダの中ではこの図のような「化学反応」が起こすことで、「エネルギー」を作り出して、息をしたり、動いたり、考えたりすることができているんです。
子どものカラダの中に「鉄」が足りていないと、「エネルギー」がうまく作られなくなって、なんか元気がない、やる気が出ない、疲れやすいという状態になっていってしまいます。
カラダの「エネルギー」を作り出すために、「鉄」は必要です。
ここまでは、「カラダ」に「鉄」が必要な3つの理由、
- カラダを「成長」させてあげるため
- 「酸素」を全身に運んであげるため
- カラダの「エネルギー」を作り出すため
を、紹介してきました。
次は、子どもの「ココロ」に「鉄」が必要な理由を、紹介していきたいと思います。
子どもの「ココロ」に鉄が必要な理由
あんまり知られてはいませんが、「子どものココロ」にも「鉄」は大きく関わっています。
「感情=ココロ」の問題だと思われていることが多いのですが、実際には「脳」で作り出される「感情のホルモン」が大きく関わっています。
落ち着きホルモン、幸せホルモン、睡眠ホルモンなど、たくさんの「感情のホルモン」が存在しています。
そして、その「感情のホルモン」は、勝手に分泌されているわけではなく、作り出す必要があるんです。
「感情のホルモン」を作り出す時に必要な「材料」の1つが「鉄」です。
↓の図を見てみてください。
「感情のホルモン=GABA、ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンなど」は、「タンパク質」がいろいろな栄養素と出会うことで作り出されます。
つまり、そもそも「タンパク質=お肉、お魚、たまご、チーズなど」が子どものカラダに足りていないと、「感情のホルモン」がうまく作り出されることは、ありません。
そして、「感情のホルモン」を作り出すいくつもの工程で必要になってくるのが「鉄」です。
「鉄」が「子どものカラダ」に十分になかった場合、「落ち着きホルモン」はうまく作り出されず、落ち着きがない、じっとしていることが苦手、癇癪を起こすなどの状態になってしまう可能性が高くなります。
また、「鉄」が足りていなくて、「幸せホルモン」がうまく作り出されなかった場合、「幸せ」と感じることが上手ではなくなってしまい、悲観的になったり、自分をせめてしまったり、不安感が強くなってしまったり、お母さんから離れられなくなったり、気持ちの切り替えが苦手な「ココロ」になってしまう傾向にあります。
そして、「睡眠ホルモン」にも「鉄」が関わっています。
十分な量の「鉄」が補給されていなかった場合、寝起きが悪い、ぐっすり眠れない、スッキリしないという状態になってしまう可能性が上がります。
一般的には「子どもの性格」として見られていることも、実は、カラダの中の「栄養素」、特に「タンパク質」と「鉄」が大きく関わっている可能性が高いです。
「子どものココロ」にも「鉄」は大きく関わっています。
どうして鉄が足りなくなるの?
子どもたちは、お母さんのお腹の中で「へその緒」を通じて「鉄」をもらって生まれてきています。
そのお母さんからもらった「鉄」は、成長とともに少しずつ減っていきます。
「カラダの成長」に使われたり、「感情のホルモン」を作り出すために使われたりして、減っていきます。
そして、激しい運動や重いランドセルを担いで走り回ったりすることでも、「鉄」は消滅していってしまっています。
「足の裏」を流れている「血液」に含まれている「赤血球」の中にも、「鉄」は存在しています。
「足の裏」に「圧」がかかることで「赤血球」は破壊され、「鉄」も一緒に消滅していきます。
知らない間に、勝手に減っていっています。
まるで「お金」のようです。
気をつけていないと、どんどん減っていく一方です。
知らず知らずのうちに、「子どものカラダ」から少しずつ「鉄」は減っていきます。
どうやって補給したら?
「鉄の補給」にオススメなのは、「サプリメント」や「チュワブル」など、しっかり、確実に「鉄」を補給してあげられるモノです。
残念ながら、「食べ物」からの補給はなかなか難しいのが現状です。
1975年から2019年の約40年間で、日本人の「鉄」の摂取量が約半分くらいの量まで減ってしまっているそうです。
「野菜」だけでなく、「お肉」や「魚介類」などの「鉄」の含有量まで減ってしまっているそうです。
いろいろな理由があると思いますが、「便利さ」や「価格競争」が原因の1つではないかと思います。
「化学肥料」が使われたり、「農薬」が使われたり、「遺伝子組み換え」のモノが使われたり、いろいろなことが関わってきているとは思います。
昔と同じ量の「鉄」を「食べ物」から摂りたければ、「レバー」や「お肉」などを、とてつもない量を毎日食べないといけない世の中になってしまった、ということです。
日本以外の国々では、人間のカラダにとって「鉄」が重要だということをわかっていて、「国の政策」として、「鉄を添加しないといけない」という決まりを作っている国がたくさん存在しています。
↓左側の「食品名」には、「鉄」を添加する義務となっている「食品」の名前が、右側の「実施国」は、それを実施している国の名前が書いてあります。
残念ながら、日本では何の対策もされていません。
つまり、自分で対策をしていくしかありません。
そこで、現実的に考えた時に、「食べ物」からの補給ではなかなか難しいため、「サプリメント」や「チュワブル」など、しっかり、確実に「鉄」を補給してあげられるモノをオススメします。
鉄の補給にオススメのモノ
「キレート鉄」という種類の「鉄」です。
他の種類の「鉄」に比べて、吸収されやすく、そして、比較的安くで手に入ります。
- サプリメント
- チュアブル
- 液体
の3つを紹介していきます。
※3つとも、「Amazon」や「楽天」「Yahoo!」などでの取り扱いもあるので紹介はしますが、「iHerb」という「個人輸入ショッピングサイト」で購入した方が約半分くらいの値段で購入することができるモノが多いです。
「iHerb」ってどんなショッピングサイトなの!?を詳しく紹介している記事は、こちらです。
サプリメント
まず1つ目は、「サプリメント」です。
これ、実は大人も飲んでいる「鉄のサプリメント」です。
年長さんや小学生に上がると、カプセルタイプのこの「鉄のサプリメント」を飲める子が出てきます。
「サプリメント」を飲めるようになるまでは、次に紹介する「チュアブル」か「液体」で補給してあげると良いと思います。
娘の離乳食初期には、この「サプリメント」のカプセルを開けて、「レバーペースト」に振りかけて与えていました。
ふりかけ過ぎると、鉄臭くなって、食べてくれなくなることもあったので、「量」にはご注意願います(笑)。
※「鉄過剰は危険!!」って聞くけど、大丈夫なの!?
という、するどい質問にも答えている記事は、こちらです。
※いつでもお得に「カラダに良さげな商品」を世界180か国の人が購入できる「iHerb」という巨大ショッピングモールでも購入できます。
こちらの→「ワタシのiHebのマイページ」の中の「お気に入り」で紹介しているので、あなたの「♥お気に入り」に登録しておけば、いちいち探す手間はなく、間違ったモノを買わずに済みます♡
チュアブル
2つ目は、「チュアブル」です。
結構ドギツイ「チェリー味のラムネ」という感じです。
よく聞くのが、「最初はよろこんで食べてくれていたけど、だんだん食べてくれなくなった!」という残念なお知らせ。
味が濃ゆいので、飽きやすいのかな~と思います。
そんな時にオススメしているのは、おろし器で粉状にしたモノを「ヨーグルト」などに入れたり、チュアブル自体を1/3や1/4くらいの大きさにハサミで切ってあげることです。
味が飽きても「少量」だったら食べてくれる子は多いようです。
その時に、言葉が理解できる年齢であれば、ちゃんと「理由」を話してあげることも大切だと思います。
※こちらも、いつでもお得に「カラダに良さげな商品」を世界180か国の人が購入できる「iHerb」という巨大ショッピングモールでも購入できます。
こちらの→「ワタシのiHebのマイページ」の中の「レビュー」で紹介しているので、あなたの「♥お気に入り」に登録しておけば、いちいち探す手間はなく、間違ったモノを買わずに済みます♡
液体
最後3つ目は、「液体」です。
娘が小さかった頃に、こちらはなかったので、使ったことがありません。
色はオレンジ色で「結構濃い目のシロップ」みたいな感じのようです。
後味が「鉄の味」がするようなので、「少量のジュース」に混ぜたり、「プロテイン」に混ぜたり、「炭酸」で割ってあげたりしているようです。
※こちらの↓「iHerb」の「レビュー=みなさんの感想」を参考にされてみてください♡
【NOW Foods リキッドアイアン 237mlのレビュー】
「鉄」を補給する時の注意点
「鉄」を補給してあげる時に、「注意点」が1つあります。
それは、「タンパク質=お肉、お魚、たまご、チーズなど」も十分な量を毎日補給してあげることです。
「鉄」は「補酵素」といって、「補う」という役目の「栄養素」です。
「主」となるモノがあって初めて、その「主」を「補う」というカタチで活躍することができるからです。
では、「主」となるモノは何でしょう?
「タンパク質=お肉、お魚、たまご、チーズなど」です。
「鉄」は、カラダの中で「タンパク質」と手を繋ぐことで存在することができます。
「タンパク質」が十分にカラダの中になかった場合、「鉄の補給」をしてあげたとしても、「鉄」だけでは何もすることができず、不調になってしまうこともあります。
「鉄」を「サプリメント」や「チュワブル」などで補給してあげたいと思ったら、「タンパク質」を十分な量を毎日補給してあげることが必要です。
※「タンパク質」って何!?
子どもに十分な量の「タンパク質」ってどれくらい!?
を、詳しく解説している記事はこちらです。
これから
「子どものカラダ」に十分な量の「タンパク質」と「鉄」を補給してあげると、
毎日元気
顔色が良い
体幹がしっかり
つやつやな肌
落ち着いている
寝つきが良い
いつもご機嫌
集中力がスゴイ
お母さんにベッタリではなくなる
など、困りごとが減っていく可能性は高いです。
どれくらい時間がかかるか?は、人それぞれ違います。
生まれてきた時から、ある程度「鉄」がカラダの中にあった子どもたちは、補給を開始するとすぐに変化が現れるかもしれません。
逆に、お母さんのお腹の中であまり「鉄」をもらえずに生まれてきた子どもたちは、何年もかかってしまうかもしれません。
どちらにしても、「鉄を少しずつ補給し続けてあげる」これが、遠回りのように見えて、1番の近道だと思います。
「子どもの健康」は、親であるワタシたちが作ってあげることが可能だと思います。
少しづつ「タンパク質」と「鉄」を補給してあげて、毎日を一緒に楽しんじゃってください♡
※参考文献※
すべての不調は自分で治せる 藤川徳美
天才ごはん 藤川徳美
薬に頼らず子どもの多動・学習障害をなくす方法 藤川徳美
なぜ、人は病気になるのか? 寺田武史
まとめ
「子どものカラダ」には「鉄」が絶対に必要な3つの理由。
- カラダを成長させてあげるため
「皮膚」を作るにも、「骨」を作るにも必要。 - 「酸素」を全身に運んであげるため
「酸素」は「鉄」と手をつなぐことで全身に運ばれる。 - カラダの「エネルギー」を作り出すため
カラダの中で複雑な「化学反応」を起こすことで、「エネルギー」を作り出して、息をしたり、動いたり、考えたりすることができている。
その「化学反応」のいくつもの工程の中で「鉄」が必要。
「子どものココロ」にも「鉄」が必要な理由。
「感情=ココロ」の問題だと思われていることが多いが、実際には「脳」で作り出される「感情のホルモン」が大きく関わっている。
「感情のホルモン=GABA、ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンなど」は、「タンパク質=お肉、お魚、たまご、チーズなど」が「原料」となって、いろいろな「栄養素」と出会うことで作り出される。
その工程で何度も「鉄」は必要になってくる。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
少しでもお役に立てたなら、光栄です。
※わが家の毎日の食事を「Instagram」に投稿しています。
参考になるかどうかは分かりませんが、のぞいてみてください♡
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