「糖質?炭水化物?違い?」
「同じようなイメージだけど、えっ?違うの?」
「糖質○gって書いてあっても、それが多いのか、少ないのか、わからな〜い!」
実は、ワタシもそうでした。
なんか、めんどくさそうなイメージ。(笑)
この記事では、
- 「糖質」と「炭水化物」の違い
- 食べ物の「糖質」の量を「角砂糖」に変換する方法
を、できるだけ分かりやすく解説していきたいと思います。
「糖質は食べない方がいいって言うのは知ってるけど、なかなかねぇ〜」というあなた!
この記事を読み終える5分後には、「根性」ではなく、「理性」で「糖質」を抑えることが出来るようになっちゃいます。
これからは、体重が増える心配もなく、イライラすることもなく、「快適なカラダ」で毎日を過ごしましょう!
「糖質」と「炭水化物」の違い
結論から言うと、「毛」があるかないか、の違いです。(笑)
「食物繊維」が含まれているか、含まれていないか、の違いです。
炭水化物=「糖質」+ 食物繊維
です。
「糖質」に「食物繊維」の「毛」が生えたモノが、「炭水化物」です。
ワタシは、「炭水化物」と「糖質」、
ほぼ同じモノとして捉えています。
なぜ、そうしているのか、「食物繊維」が多いと言われている「さつまいも」を例に、お話ししたいと思います。
さつまいもの「糖質」の量
100gのさつまいも「炭水化物」は、33.1gです。
炭水化物=「糖質」+ 食物繊維
「炭水化物」は、「糖質」に「食物繊維」の「毛」が生えたモノでしたね。
では、どれくらいの「食物繊維」が含まれているでしょう?
10gくらい?
20gくらい??
なんと!
2 . 8g です。
「食物繊維が豊富だ!豊富だ!」と、言われてきた、「食物繊維」のスター的扱いをされているのに、2 . 8gです。
つまり、さつまいも100gの「糖質」は、
「炭水化物」から「毛」の「食物繊維」を引いた、
「炭水化物ー食物繊維」
33.1 ー 2.8 = 30.3 です。
~さつまいも100g~
「炭水化物」33.1g
「糖質」30.3g
どうでしょう?
さほど変わらなくないですか?
なので、ワタシは、「炭水化物=糖質」として考えるようにしています。
すみません、ズボラで。(笑)
「角砂糖」何個分?が分かる公式
この食べ物は「角砂糖」を、何個食べていることになるのか?
を、簡単に知る方法は、
食べ物の「糖質」の量(g)÷ 4(g)=角砂糖 □個
です。
角砂糖1個の「糖質」の量
「角砂糖 1個」は、糖質4gです。
なので、食べ物自体の「糖質の量」が分かれば、「4」で割ると「角砂糖いくつ分」なのかがわかります。
カラダに必要な「糖質」の量
カラダに必要な「糖質」の量は、なんと!
約 4g= 角砂糖 1個分です。
しかも、口から摂取しなくても、カラダには自分で作り出す機能がついています。
(糖新生と言います。寝ている時には、みんなその機能を使っています。)
※「えっ!?じゃあ、カラダに必要な栄養って何なの!?」は、こちらへ。
では、具体的に、どれくらいの「糖質」=「角砂糖」を毎日、口にしているのか見てみましょう!
食べ物を「角砂糖」で表してみる
参考までに、いくつかあげていきたいと思います。
※注意※
種類や、作っている会社などによって「糖質の量」は変わってきます。
あくまでも、目安として参考にしてください。
ごはん1膳
ごはん1膳(約150g)
糖質56g÷4=角砂糖 14個分
角砂糖14個は、一気に食べられないけど、ごはん1膳なら、食べられますよね?
ここが、「炭水化物」の怖いところです。
角砂糖の様に、「あま~い!」わけではないので、いくらでも口に運べちゃうんです。
パン1枚
パン1枚(一般的な6枚切り)
糖質28g÷4=角砂糖 7個分
お!
「ごはん1膳」より糖質低め!?
と、思いました?
よく考えてみてください。
「食パン1枚」でお腹ふくれますか?
2枚くらいは食べますよね?(笑)
つまり、角砂糖 7個×2=角砂糖 14個分
ごはん1膳と同じです。
ラーメン
ラーメン
(とんこつ、味噌、醤油、すべて大差なく)
糖質60g÷4=角砂糖 15個分
おいしいんですけどね~♡
そば
そば
糖質58g÷4=角砂糖 約14個分
おそばって、健康なイメージありませんか?
「糖質」で見ると、さほど健康ではなさそうです。
なぜ、健康なイメージかというと、他の麺類に比べて、「そばの実」にいろいろなビタミン、ミネラルが含まれているからです。
「糖質」が低いわけではありません。
パスタ
パスタ(1人前100g)
糖質40g÷4=角砂糖 10個分
お~!
パスタは、1人前でも他に比べると「糖質」が低めですね!
低GI値食品(血糖値の上昇が緩やかな食品)として有名です。
どうしても麺類が食べたいときは、パスタがオススメです。
大福
大福1個
糖質52g÷4=角砂糖 13個分
想像通り、、、といったところでしょうか?(笑)
シュークリーム
シュークリーム1個
糖質20g÷4=角砂糖 5個分
甘いモノを食べたい時に、和菓子よりも洋菓子の方が「糖質」が低めのモノが多いです。
シュークリームやエクレア、レアチーズケーキなど、比較的「糖質」の低いモノを選ぶようにすると、カラダには優しいと思います。
成分表示の注意点
「成分表示」の注意点としては、その食べ物、
「1つあたりの糖質の量」なのか、
「100gあたりの糖質の量」なのか、を確認する必要があります。
「100g当たり」で書いてあるモノは、自分でその食べ物の「重さ」を調べて、実際の「1つ当たり」の「糖質」の量を計算する必要があります。
~Example~
↑の「糖質」の量で計算してみます。
例えば、、、
100g当たり:57gの糖質
あんパン1つ=200gだった場合
(結構なずっしり系だった場合)
100gの2倍なので、
57g×2=114gの糖質
あんパン1つ当たり:糖質114g
「角砂糖」何個分か?=「 ÷4 」
114 ÷ 4=角砂糖 約28個分
あくまでも「例えば」です。
実際に200gもする「あんパン」は、そうそうないと思います。
「糖質」とうまく付き合っていく方法
急に、「ごはん、パン、麺、甘いモノ」をやめるのは、やっぱりちょっと抵抗がある、、、
そんな方に、「少し減らしてみる」「代わりになるモノ」を、こちらで紹介しています。
「へ~!いろいろあるんだね~!」
「これに変えるなら、できそう!」
「そんな便利なモノまであるの~!?」
って、ちょっとテンション上がります。
まとめ
炭水化物=「糖質」+ 食物繊維
「炭水化物」と「糖質」の違いは、「毛」があるかないか。
「食物繊維」があるか、ないか。
「食物繊維」が大量であることは、ほとんどないため、「炭水化物」と「糖質」は、ほぼ同じと思って考えた方が頭の中がスッキリします。
「この食べ物は、角砂糖を何個食べていることになるのか?」
を、簡単に知る方法は、
食べ物の「糖質」の量(g)÷ 4(g)=角砂糖 □個
です。
ぜひ、「成分表示」が書いてある食べ物を買う時、食べようか迷った時は、一旦、「角砂糖」にしてみて、その量の「角砂糖」を食べる勇気があるのかどうかを自分の胸に手を当てて、目をつむって考えてみてください。
きっと、「根性」で食べたい気持ちを我慢する訳ではなく、「理性」で食べることを抑えていくことができるようになると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しでもお役に立てたなら、光栄です。
今よりも「快適なカラダ」で毎日を楽しむために!
あなたに必要な「栄養素」、あなたに合った「サプリメント」など、アドバイスさせていただきます♡
詳しくは、こちらへ↓