「ビールを飲んだだけなのに、どうしてこんなに眠くなるんだろう…?」
まるで、電池切れのロボットのように、目が開かない。
なんなら、こっくりこっくりしてる自分がちょっと怖い…
実は、これ、「酔っ払いあるある」じゃなくて、カラダからの本気のSOSサインかもしれません!
どういうことか、さっそくお話ししましょう。
肝臓がフル稼働してるから眠くなる!
まず、お酒を飲むと、肝臓さんが「お酒という侵入者」を解毒しようと必死で働いています。
肝臓はまるで「24時間働き詰めのコンビニ店員」のよう。
お酒がカラダに入ってくると、「解毒!解毒!早く解毒!」と、”てんてこ舞い”になるんです。
お酒の解毒で“糖”の供給が後回しになる!?
本来、肝臓さんは「おっと、エネルギーが足りないから”糖”を放出しよう!」と働くはずなのに…
「今は解毒処理が忙しくて、ちょっと待って!」と”糖”を後回しにしてしまうんです。
その結果、肝臓が「今はエネルギー補給できませんよ〜」となって、血糖値が下がり、エネルギー不足に…。
そりゃ、カラダはエネルギー不足でグッタリしちゃいます。
だから、眠くなってしまうのも無理ないんです!
アルコールが“眠気”と“だるさ”のダブルパンチ!
さらに、アルコールが“インスリン”を呼び寄せて、”血糖値”をさらに下げるんです。
これがまた、眠気とだるさのWパンチを繰り出してくる…。
まるで、「お酒」と「インスリン」がタッグを組んで、ワタシたちのカラダに「ちょっとお昼寝どう?」って勧めてくるようなもの。
眠くなる理由はカラダが必死だから!
カラダが必死で働いている時に、ワタシたちは「なんだか眠いな〜、酔ったかな〜」と、のんきにあくびをしているわけです。
本当は、カラダがエネルギーを届けようと頑張っているのに、その手助けをしていない…
ちょっとかわいそう…ですね(笑)。
お酒を飲む時に気をつけたい“おつまみ”の選び方
さて、ここで大事なのは、空腹でお酒を飲まないこと!
カラダが「”糖”を供給しようとしてるけど、アルコールの解毒処理が…!」ってなってるところに、空腹だとさらにカラダがヘトヘトに。
ちょっとでも、「タンパク質」や「良質なアブラ」(例えば、お肉、お魚、チーズ、ナッツ)をつまんであげてください。
これがカラダへの「ありがとう」の気持ちを伝えることに。
だって、カラダは常に一生懸命、あなたをサポートしてくれているんだから。
たまには、あなたもそのお手伝いをしてあげてくださいね!
※お酒を飲む人に足りていない栄養素、第1位は「マグネシウム」なんです!
「マグネシウムって何?」と思った方、どうやって補うのか気になった方は、こちらの記事で分かりやすく解説しています。ぜひチェックしてみてください♡

