子どもの「お母さんのせい!」はチャンスのサイン
子どもが「お母さんのせい!」と言う時、つい「また言ってる!」と思ってしまうかもしれません。
しかし、実はその”ひと言”には“チャンス”が隠れています。
なぜなら、その言葉には「自分の人生のハンドルをまだ握ってないよ」というサインが込められているからです。

助手席に乗り続ける子ども、運転を学ぶには?
これまでずっと“助手席”に乗ってきた子ども。
行き先もスピードも、ハンドルを握るのはいつも誰か。
(たとえば、お母さん…。)
そのため、もし”道”を間違えても「お母さんのせい!」と言いたくなるのは、実は自然なこと。
もし、ずっと助手席にいたら、運転の仕方は覚えられません。
”ブレーキのタイミング”や”カーブの曲がり方”など、緊張しながら覚えていくものなのです。
転びながら、学ぶことが必要なんです。

子どもにハンドルを渡す時が来た
だから大事なのは、子どもに「ハンドルを渡してあげること」。
「自分で決めさせてあげること」です。
たとえ縁石にぶつかっても、「あ〜びっくりしたね!」と笑って受け入れること。
失敗を恐れずに、できるだけ”自分で選ぶ勇気”を持って欲しいのです。

「失敗させたらかわいそう」と思う気持ち
あるお母さんは言いました。
「でも、失敗させたらかわいそうで…」
でも、ワタシは思うんです。
本当にかわいそうなのは、失敗しないように守られた結果、“自分で選ぶ勇気”を失ってしまうことだと。
「自己決定」の経験が少ないまま大人になると、どうしても一歩踏み出すのが怖くなります。
なぜなら、「間違う=悪いこと」と思ってしまうから。
そして、大人になってもすべてを「誰かのせい」にして生きてしまうことに…。

他人軸ではなく、自分の人生を回すために
「他人軸」で人生を回そうとすると、どうしても生きづらさを感じます。
だって、他人は自分のリモコンでは動かないから…。
だから、ワタシは娘にできるだけ「自分で決める」ように伝えています。
うまくいっても失敗しても、褒めたり怒ったりはしません。
「結果」を”受け取る”だけです。
どちらも「娘の人生の材料」だからです。

おかげで「お母さんのせい!」と言われることはほとんどありません。
代わりに「どうしたらうまくいくかな?」と、自分の中でハンドルを握る言葉が自然と出てくるようです。
まとめ:お母さんのせい!と言う子は、自己決定が少なかった子
「お母さんのせい!」と言う子どもは、これまで“自己決定”する経験が少なかった子の可能性が高いです。
その子にとって、今こそ“自分で決める”チャンスが必要なのです。
あなたがそのハンドルを渡してあげれば、きっと子どもは自分の人生を運転できるようになるでしょう。
そして、そんな“自己決定”の練習に、ピッタリなのが、実は「空手」なんです!
だって、「空手」って“自己決定の連続”なんですよ。
パンチするか、キックするか、
前に出るか、下がるか、
相手の目を見て集中するか、
ココロがどこかに旅に出るか…(笑)。
先生が「やれ!」って言うから動くんじゃない。
自分で「やる!」と決めて、カラダを動かす。
この小さな“決める”の積み重ねが、ココロをどんどん強くしていくんです。
空手は、「人と比べるスポーツ」じゃなくて、「昨日の自分と向き合う修行」。
だからこそ、子どもが“自分のハンドル”を握りはじめるには最高の練習場なんです。
きっと、見学に来たらわかります。
「ここには“自分で決める力”が育つ空気がある!」って。
そんな「空手」をこちらの道場で、
毎週 月・水・金 18:00~19:30 開催しています。
お気軽に見学にお越しください。
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